カルヴァニズム以前

Posted by らじばんだり - 7月 13th, 2014

狂信的なプロテスタントの首領ジャン・カルヴァンは、『無限大の神の前では、いかなる相対的な数値(人間的な価値や身分の差)も無意味である』と 唱え既存の支配者階級も平民と同等であると主張しましたが、人類の民主主義はキリスト教原理主義と非常に強い親近性を持っています。 悪く言えば、神の前での人は皆奴隷に過ぎないという思想ですが、カルヴァニズム以前は支配者階級は神の特別な恩寵を受けていると考えられていて、身分制社会を探偵比較否定するような思想は神に逆らう危険思想だという旧弊的な言い分で退けられていました。

但し、民主主義思想というのは18世紀のフランス革命期においては、少し前の共産主義思想以上の危険思想であったことも事実ですね。

貴族階級は民主主義を『富裕階級を殺戮し財産を強奪して、貧乏人に無償分配しようとする犯罪者(盗賊)の危険思想だ』といって毛嫌いし、また強い恐怖を感じていました。

恐怖政治を主導したロベスピエールは、土地の私的所有こそが封建主義を維持する要であり、貴族を土地から切り離すことが身分制を崩壊させる早道だと主張して、次々に大地主の貴族階級を土地から追い払って農奴に土地を分配しました。

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